学生時代に学んだ中国歴史を肌で感じる世界遺産巡りはいかがですか?
c夏休みや長期の休暇が取れたら!中国の世界遺産巡りはいかがですか?
学校で学んだあの歴史の舞台を、肌で感じてみませんか?
■中国的世界遗产in北京■
中国には数多くの世界遺産がありますが、北京市だけでも下記7つの世界遺産があります。
・周口店の北京原人遺跡
・頤和園
・天壇
・明・清王朝の皇帝墓群- 明の十三陵
・大運河- 北京旧城(玉河故道、澄清上閘、澄清下閘、什刹海)
行き
08:45中部国際空港発
11:05北京首都国際空港着
戻り
16:45北京首都国際空港発
20:45中部国際空港着
行き
09:00中部国際空港発
11:50北京首都国際空港着
戻り
15:50 北京首都国際空港発
19:50中部国際空港着
空港と観光地の位置関係はこんな感じです。
1日目は、半日観光となりますので、のんびり気分で頤和園(イーホウエン)を散策してはどうでしょうか?
空港から地下鉄やバスを使って行くと、約2時間半かかりますが、タクシーなら、距離は44.9キロ、料金122元程度(日本円で2000円程度)、所要時間は1時間ほどです。
頤和園は乾隆帝と西太后が造った中国で最も完全な形に保たれた最大規模の古代皇室の庭園です。
1998年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。庭園の総面積は約290万平方メートル、東京ドームに例えるなら約62個分という広さがあります。
営業時間と入園料は、以下の通りです。
4~10月6:30~18:00
入園料:30元(フリーパス60元)
11~3月7:00~17:00
入園料:20元(フリーパス50元)
頤和園を満喫した後は、きっとお腹がすくと思いますが、
北京と言えば…やはり「北京烤鸭/ベィジンカォヤァ(北京ダック)」です!
北京では「不到長城非好漢、不吃烤鴨真遺憾(長城を見ずしては亭主関白に非ず、北京ダックを食さないのは遺憾の極み)」という言葉があるぐらいです。
頤和園に近い北京ダックの名店は、「全聚德」の清華園分店です。
「全聚德」は150年以上の歴史を持つ北京ダックで世界的に著名なレストランです。
お腹がいっぱいになったところで、食後の散歩がてらに、ぜひ鳥巣(ニャオチャオ)と水立方(シュイリーファン)の夜景を見に行ってください。
鳥巣は2008年北京オリンピック開会式などのメイン会場だった通称鳥の巣スタジアムです。
外から眺めるには、夜がおすすめです。
水立方(国家游泳中心)「ウォーターキューブ」も2008年の北京オリンピックでは水泳競技の会場となった施設であり、北京オリンピックの代表的な建築物の一つでもあります。
ライトアップされた姿は見応えありです!
初日はこんな感じで、過去と現代のコントラストの中で、中国の歴史に触れてみることをお勧めします。
さて、2日目は万里の長城に行きましょう!
学生時代に学んだ中国歴史を肌で感じる世界遺産巡りはいかがですか?「万里の長城」
さぁ、今日は万里の長城へ出発です!
万里の長城は、
1987年に世界遺産に登録され、
2007年には新世界七不思議にも選ばれています。
総延長約6000キロの城壁は人類史上最大の建築物であり、
英語では“The Great Wall”と呼ばれています。
中国では「不到长城非好汉,屈指行程二万。」/毛泽东「清平乐·六盘山」
(万里の長城に行かなければ男じゃない屈指の道のりを誇る二万里)
という言葉があり、
長城は中華民族の精神力のシンボルになっています。
万里の長城は、
紀元前220年、天下統一した秦の始皇帝がそれよりも早く作られていた軍事的防衛施設を一つに繋げ、北方からの侵略に対抗するための防衛システムとして長城を整備したのが始まりです。始皇帝以後も各代の君主がその時々に応じて修築増築し続けて、現在の姿になっています。万里の長城は外敵防衛以外にも、通信と行商人の往来保護において重大な役割を果たしました。
その中、北京近郊にある「八達嶺長城」は明代(1368~1644)に修築され、全長約3700m、長城の中で保存状態が最も良く、万里の長城らしさがあふれる姿を見られます。
「八達嶺」は、道が四方八方に通じる要衡の意味でその名がつけられたそうです。
城壁は巨大な花崗岩石などで積み上げていて、壁の高さ8.5m、上の横幅は5.7mと広く、10人並んで歩いたり、馬も走行できるほどの広さです。
八達嶺長城の一番高いところは標高1000mにも達しています。
では、北京市内から電車で行ってみましょう!
北京市内から万里の長城方面へ走る通称「S2線」の出発駅は、地下鉄2号線、4号線、13号線の交差駅「西直門」駅の隣にある「北京北駅」でしたが、2022年北京冬季オリンピックに向けた新しい鉄道路線の工事のため、「北京北駅」は現在閉鎖されています。
そのため、今は、地下鉄8号線、13号線の「霍営駅」で下車、G4出口から110メートルにある「黄土店駅」で乗り換えになります。
「黄土店駅」から「八達嶺駅」までは、片道6元(約100円)です。
北京の交通ICカード「一卡通」を購入しておくと便利です。
「一卡通」は、地下鉄とバス、タクシーでも使えるカードです。
北京旅行の時、これを買うことをお勧めします。
並んで切符を買う必要もなく、「一卡通」でそのまま入場できます。
1時間20分ほどで八達嶺駅に到着し、駅から10分ほど歩くと長城の入口まで行けます。
入場券を購入して、いざ長城へ!
ここでは、ロープウェイとケーブルカーがお勧めです。
ロープウェイ
ケーブルカー
万里の長城を堪能したら、
近くの「明十三陵」、「岔道古城」を訪れるのもお勧めです。
夜は「长城铁花」という北京の伝統芸能特技も見れます。
・明十三陵
明の十三陵は、十三人の皇帝の陵墓があることに由来しています。
その文化的な価値の高さから、2003年には世界文化遺産に登録されました。
・岔道古城
岔道古城は八達嶺長城の麓にあり、明の時代から残った古い村落の景色はインスタ映えすること間違いなしです。
・长城铁花
「长城铁花」は長年にわたって受け継がれてきた伝統文化の一つです。
中国で無形文化遺産に指定され、日本人の花火に対する固定概念を変えるほどのものだと思います。
世界遺産を巡った夜は、足つぼマッサージに行って1日の疲れを癒しましょう♪